スポットコンサル時にエキスパートの職場を訪問することはできますか?
対面でのインタビューは、依頼者とエキスパートで合意した第三者の管理にかかる任意の場所(例:依頼者のオフィス、喫茶店等)で実施してください。
基本的にエキスパートの所属する法人や職場等(以下「エキスパートの居所」)を訪問して実施することはできません(例:工場見学や店舗の訪問等)。
ただし、以下条件をすべて満たす場合のみ、例外的に実施可能です。
インタビューの目的を果たすために訪問が必須であること。
エキスパート自身が、エキスパートの居所の管理権を有していること。(例:個人事業主等)
エキスパート自身が、外部者の立ち入りを許可できる立場にあること。(例:会社代表者等)
実施の際は以下ご留意ください。
個人情報関連
訪問に必要なエキスパートの個人情報(住所等)については、双方合意の上で取得してください。その際に、利用目的、第三者への提供有無等も正しくお伝えください。
録画や撮影を伴う場合、エキスパート以外の訪問先関係者や通行人、来店者、許可を得ていない方の容貌や氏名等、個人を特定し得る情報が映り込まないよう配慮ください。
知的財産権
録画や撮影を伴う場合、第三者の権利にかかる被写体(メーカー商品やタレントの写ったポスター等)が映り込まないようご留意ください。また、BGMなどの音楽の録音にもご留意ください。
著作権者、メーカーまたは芸能事務所等の、適切な権利者の同意を得ることが困難な場合には、録音・録画や撮影ではなくメモを取る等に留めることをお勧めします。
録音・録画や撮影を、エキスパート等の依頼者以外が行う場合は、その後の編集等にも権利者の許諾が必要です。
刑法・その他施設等に関する事項
エキスパートの居所に、面談予定日時より早く到着し許可なく立ち入ることや、承諾のないスペースへの立ち入りは、住居侵入罪や建造物侵入罪に当たることがあります。
店舗等の立地によっては、道路の使用許可や施設管理者の許可が必要な場合があります。これらの要否もユーザーご自身で確認ください。
※上記は主要な留意事項を抜粋したものであり、法令その他の全ての要請を網羅したものではありません。実施にあたり必要な事項は予め確認いただき、ユーザー自身の責任において適切に対応してください。
※訪問にかかるトラブルについて、弊社はいかなる責任も負いかねます。訪問の依頼および受諾につきましては、ユーザー自身で慎重に検討・判断ください。